※この商品は、恋ヶ窪店のオリジナルメニューです。 |
※この商品は、株式会社オダカ様の 受付代理店としての商品となります。 |
分解修理(クオーツ式)(オーバーホール) | ||
オーバーホールとは? | ||
時計を永く使っていると、汗や汚れ、水分の付着によってパッキンやバンド、ばね棒が劣化してきます。 また、竜頭やボタンなどに汚れやホコリがたまると、動かなくなったりサビの発生につながります。 これはどんな高級な時計でも同じです。 分解修理とはこれらの問題を解決するために部品を分解・洗浄し、必要な部分には油を注入し、再度組み立てなおす作業のことです。 こうすることで時計の寿命が飛躍的に伸びます。時計の健康診断みたいなものですね。 末永くご愛用頂くためにも電池交換等の時と一緒に分解修理も行うことをオススメいたします。 |
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参考価格 |
分解行程(クオーツ式) | |
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時計はハミルトン・カーキのクオーツモデルです。 外観やリューズの動作などをチェックします。動いている場合はクォーツテスターで歩度の測定も行います。 搭載されている機械はETA.955です。 |
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分解を始めます。 時計本体からベルトを取り外します。 金属バンドの場合は超音波洗浄器でクリーニングします。 |
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裏ブタを外します。 この時計はスクリュー式の裏ブタです 固定器と開閉器を使用してふたを開けます。裏ブタとムーブメントの間に磁気を防ぐ耐磁板が装備されています。 |
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電池を取り外して電圧を測定します。 |
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リューズと中枠をはずして時計ケースからムーブメントを取り外せる状態にします。 |
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時計ケースからムーブメントが取り外されました。 ケースは洗浄を行います。必要に応じて研磨して傷を取り除きます。 |
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専用の工具で針を取り外します。 文字板や針に傷をつけないよう細心の注意が必要です。 |
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針が抜けたら文字板を外します。 文字板とムーブメントは金属のピンで固定されていますのでロックを解除します。 |
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文字板を外すとカレンダー板とカレンダーを動作させる為の機構が現れます。 |
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カレンダー機構を分解しました。 |
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輪列側も分解します。 コイルの抵抗値を検査してからコイルブロックをはずします。 回路と一体式です。 |
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輪列部分を分解します。 輪列受けをはずしステップローターと各歯車、ストップレバーを外します。 |
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リューズ、マキシン周辺を分解します。 |
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各部品を自動洗浄器にかけます。 |
組立行程(クオーツ式) | |
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部品の洗浄が済んだら組み立てに入ります。 リューズ周辺の組み立てと注油を行います。それぞれの部分に適した種類と量を注油します。 |
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輪列を組み立てます。 ステップローター、2番車、3番車、中間車を輪列受けで固定します。 歯車はデリケートな部品なので慎重な作業となります。穴石にオイルを注入します。オイルの種類と量で時計の精度に大きく影響を与えます。 |
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電子回路の組み立て。 回路基盤やコイルを所定の位置に取り付けます。コイルの抵抗値等を測定します。 |
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摩擦車にも注油。 組み立てた後から注油できない部品には予めオイルを注してから組み付けます。 |
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カレンダー側の組み立て。 ムーブメントの文字盤側、カレンダー機構の組み立てです。 こちらも小さい部品の組み合わせで成り立っています。 |
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組みあがったカレンダー機構にも注油します。 カレンダー機構の動きが悪いと時計の遅れや止まり、消費電流増加の原因となります。 |
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文字板を取り付けて時針を乗せていきます。 日付変更のタイミングと同調するように位置決めします。 |
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同様に分針と秒針を取り付けます。 時針と分針が12時位置等でピッタリ会うように取り付けます。 秒針はインデックスと重なるように取り付けます。 |
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本体ケースにムーブメントを収めて中枠、リューズを取り付けます。防水パッキンにシリコングリスを注油して、専用の閉め具でフタを閉めます。 |
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測定器で精度を測り、防水テスト、 ランニングテスト等の検査を経て完了です。 |
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ページ更新日:2021/04/01 |